旬菜料理 くらの坊

店舗としての構造的な問題を克服

大きな内部空間を確保して価値を高めた

昭和40年代の別荘建築から、和食レストランへの現地再生。

町立の大噴湯の整備公開に併せて計画された。同じ河津町の、ペット同伴ホテル「四季の蔵」の和食処別邸、として。比較的大きな庭池を持ち、背後に小高い山を背負っている。

戦後の昭和の在来工法による建築である。別荘建築でありながら、普通の住宅の日常的な造りが、レストランへの改築を考えた場合の障害になると判断した。外観的には、むくりのある瓦屋根の破風は、重く暗い印象か、重厚かの微妙なものがあり、それにどう対処するかは予算的な制約もあり大きなテーマであった。

内観的には、構造補強も含めて、出来るだけ構造(柱—梁— 基礎)を整理し、大きな内部空間を現出させることを試みた。

所在地

発注者

建築設計

建築施工

工事種別

構造規模

延床面積

竣工

静岡県河津町

ホテル四季の蔵

株式会社アカデメイア

株式会社東海建設

改修

木造平屋建て

100㎡

2009年4月

写真撮影 今井 俊介

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