葉歩花庭

古材や塗り壁を主体とした

新しく清潔感のある和の空間

葉歩花庭(はぶかてい)は、羽深亭への当て字である。オーナーシェフの奥様が、生け花(草花から樹木まで、切り花ではなく鉢物の状態で構成してゆく)で、大胆で繊細な御店の空間創りをされている。この葉歩花庭は、葉歩花庭としては2軒目である。1軒目は、やはり私の設計によるものであるが、3年目に、入居しているビルの建て替えに遭遇して、神楽坂のこの地に移転、新装することになったのである。

古材や塗り壁を主体とした空間創りで、新しい創作和食を楽しめる空間としている。カウンターを主とした客席構成となっている。シェフと客が対面し、シェフの料理を直に見ながら、また厨房の背後の大きな窓の外に展開された奥様の植栽空間を楽しみながらのディナーとなる。

和食とは言っても、ワインや焼酎なども置き、現代、未来の和食を目指しているこの葉歩花庭は、古材をふんだんに用いた大変新しく清潔感のある和の空間となっている。

所在地

建築設計

設備設計

建築施工

工事種別

構造規模

延床面積

竣工

東京都新宿区津久戸町

株式会社アカデメイア

有限会社館設備設計事務所

クレアールオフィス/中建設株式会社

店舗内装

RC造3階建 1階部分

50㎡

2007年4月

写真撮影 齋部 功

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